2023年の三次鵜飼夏の風物詩は中止!鵜飼の日程とアクセス情報

三次鵜飼

三次の夏の風物詩【鵜飼】は古事記や万葉集にも登場している

長い歴史を誇る伝統漁法です。

篝火の灯りが涼しい夜の川面を照らし、烏帽子に腰蓑装束の鵜匠が

見せる熟練の手さばき!

遠近に川音を聞きながら,水面で繰り広げられる鵜匠と鵜が一体となった

幻想的な世界へと誘う、真夏の夜の歴史絵巻をお楽しみください。

 

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三次の鵜飼とは?

鵜飼は、潜水して魚を捕食する鵜の習性を利用して天然鮎を獲る伝統漁法です。
その歴史は古く、奈良時代には既に行われており、柿本人麻呂や大伴家持らも
歌に詠んでいます。

 

三次の鵜飼は戦国時代,毛利氏との戦に敗れた尼子軍の落武者が
始めたとされており、後に三次藩主・浅野長治が改良を加え、
現在の形に至ったといわれています。

 

三次鵜飼の特長は、鵜匠が操る手綱が6.75mと全国で一番長く、
広範囲でダイナミックな鵜の狩りが見られること、また鵜匠が前船頭も兼ね、
一度に8羽もの鵜を統率することにあります。

 

鵜が鮎を捕える瞬間を逃さず船の行く手にも留意する、脈々と受け継がれた伝統技は、
回遊式と呼ばれる鵜船と遊覧船が並走する方法で間近に見ることができます。

 

また、友好都市・中国四川省から贈られた他では見ない珍しい白い鵜も活躍しており、
夏の夜の暗さとの対比が趣を深くしています。

 

三次の鵜飼基本情報

所在地   三次市 十日市親水公園内鵜飼乗船場

遊覧場所  水管橋上流から巴橋付近(馬洗川)

営業日/営業期間  6月1日~9月10日
※雨などの悪天候と河川の濁水を除く

遊覧時間      19時45分からの1便運行(約1時間)
乗船時間      遊覧時間30分前よりご乗船できます。

料金等の詳細は公式サイトをご覧下さい。↓

三次鵜飼まつり公式サイトページ

アクセス方法

JRを利用される場合
三次駅より徒歩10分 駅前からタクシーで約5分

※三次市街は一方通行が大変多いので、三次駅を基点としてショッピングセンターの
サングリーンを右折及び左折するルートをおすすめします。

駐車場:  50台 有り

三次市十日市南一丁目2-23

詳しくは鵜飼まつり公式をご覧ください。

三次鵜飼まつり公式サイトページ

鵜飼は県の無形民俗文化財に指定

三次市の馬洗川の鵜飼いは、伝統的な技術が約400年にわたって伝えられ、
今は三次鵜飼伝統文化振興会が保存にあたり、遊覧船から見物できます。

 

三次鵜飼の歴史は、県無形民俗文化財(民俗技術)にも指定されています。

 

夏の三次の風物詩「三次の鵜飼(うか)い」に使われる鵜(ウミウ)25羽のうち、
1~2月に6羽づつ、3月に2羽の14羽が死んだと発表されました。

 

岐阜大学で解剖検査をした結果、死因は脱水による腎障害の尿酸塩沈着症とみられ、
観光協会によると、死亡した鵜に、鳥インフルエンザなどの感染症にかかった
痕跡もなく、1月下旬の寒波の際、肺炎にならないように1週間ほど
水につけなかったため、水分の摂取不足になった可能性が高いという。

 

観光協会は鵜の供給元の茨城県日立市の団体から2羽の購入を予定していたが、
半数を超える鵜が死んだことを受けて、急きょ10羽に増やすよう依頼したそうです。

 

足りない場合は、全国鵜飼サミットに参加した団体からの支援を得て、
訓練済みの鵜を取り寄せることも検討しているという。(2016.3/14のニュース)

 

無事、鵜も揃い夏の風物詩鵜飼と鮎の塩焼きを存分にお楽しみください。

 

烏帽子に腰みの姿の鵜匠が見事な手さばきで“鵜”を操る熟練の手さばきに、
五隻の屋形船に乗った観客から驚きと喝采の声があがっていました。

 

観光客たちは、ビールを飲みながら会席料理に舌鼓をうちながら、
空気の綺麗な夜空の星と夏の風物詩に浸りひとときの満足感に浸ります。

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