11月28日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、
今月19日に不起訴処分となって釈放された歌手のASKAさんが20日、
ブログを更新し、逮捕の決め手となった尿鑑定の際、お茶を自身の尿と偽って
提出したいきさつなどを正午過ぎに2本のブログを連投でつづり、
「僕は無実です」と訴えているのですが・・・・
前代未聞の釈放劇にビックリ
1本目のブログでは・・・・
「なぜ、僕が検尿で、お茶にすり替えたのか?
これは、2014年に逮捕された時からの経緯が含まれています」とし、
「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう。
見つかったときには、素直に検尿に応じればいい」
「尿を出してしまったら終わりだ。必ず、陽性にされてしまう」と
当時の心境を説明し、陽性反応が出たことに「ありえません」と
怒りを表していらっしゃいます。
直後の2本目では・・・・
「あれでは、警察が一方的に悪者になってしまいますね。失礼しました」と
前言撤回し「実は、陽性になったのには、ひとつの理由があるのです。
科捜研に間違いはないと思います」と、
覚醒剤の反応が出たことは認めていらっしゃるのですが・・・
ブログ内でも主張は二転三転
「まだ語ることなできない理由があります」と明言せず。
「僕は無実です」と改めて強調していらっしゃるASAKAさんですが・・・
陽性反応なのに何故釈放になったのか?
19日夜に警視庁東京湾岸署から釈放されたASKAさんは、
この日も都内の自宅に姿を見せず。自宅前には警察関係者が簡易バリケードを設置し、
午後4時頃には長女とみられる女性が車で帰宅した。とあります。
その約30分後には妻が碑文谷署に電話で「ASKAはしばらく自宅には戻りません」と明かし、
報道陣に伝えるよう要請があり、警備に当たっていた同署員から報道陣に説明されたようです。
[ad#co-1]尿提出の際お茶にすり替え
警察としてはASKAさんに尿の任意提出を求めた際、
覚せい剤が含まれていないことが明らかな液体にすり替えて提出することを恐れ、
背後からASKAさんの排尿動作を妻とともに注意深く見守ったはずなのに・・・
強制ではなく任意なので、本人の意思に反して正面から観察することは
難しかったとされ、ASKAさんの「お茶を入れた」という供述は、
結果的にこの点を突いたことになるようです。
しかし、お茶から覚せい剤の成分が検出されることはあり得ないの
でそんな言い訳は誰も思いつかない。
地検としては、覚せい剤を使用しているものの「
使用していない」と思いたい人が、任意提出された尿から
覚せい剤反応が出たと知らされて、「自分は使用していないはず」という思いと、
陽性反応が出たという客観的事実をすりあわせた結果、
無理やり出てきたストーリーに違いないと考えたのではないかと
北村弁護士は分析していらっしゃいます。
従って、有罪立証するためには提出された液体がASKAさん本人の尿であると
科学的に立証することが最も的確な方法だったはずなのに・・・
ただ、この点について警視庁は、液体が微量だったため最初の鑑定で
使い切ったことを明かしています。
逮捕前に警視庁に任意提出し、覚せい剤成分が検出された液体について逮捕後、
「あらかじめ用意したお茶を採尿カップに入れた」と供述し、
地検もASKA本人の尿と立証できないと説明しているのです。
「お茶を入れた」という供述について北村弁護士は、
「警察は意表を突かれたのではないか。
尿の任意提出を受ける段階では全く予想していなかったと思う」
とASKAさんの言動の意外性を指摘されています。
それでも起訴を見送ったのは、ASKAが「お茶を入れた」と
供述したことにより無罪となるリスクがほんのわずかでも生じたからだという。
検察としてはそのような状況で起訴する危険を避けた。
なぜなら検察は、内偵すればいつでも「使用」や「所持」の
現場をおさえることができると踏んでいるものと思われるからだと・・
何とも不可解な不起訴という事態にビックリでしたが・・・
今後、ASKAさんへのマークは厳しくなることが予想されるようだとも・・・
[ad#co-1]都内ホテルでディナーショー
CHAGE&ASKAのCHAGEはこの日、都内ホテルでクリスマスデイナーショーを
開催されたいたようですが・・・
ASKAの名を挙げることもチャゲアスの楽曲を歌うこともなく、
「皆さん、聞きたいことあるんでしょ?CHAGEは元気です」と
意味深に語ったと言います。
ブログを更新して無実を訴えたり、お茶にすり替えたりと・・・
意味不明な二転三転の言動の行末は、更なるASKAさんへのマークは
厳しくなるのではないでしょうか?