高畑裕太不起訴処分で示談成立の渥美陽子弁護士コメント掲載が話題に

渥美陽子弁護士
強姦致傷容疑で8月23日に逮捕され、群馬県警前橋署に勾留されていた

俳優の高畑裕太さんが9日、不起訴処分となり釈放されました。

前橋地検は同日付で高畑を不起訴処分としたとあります。

高畑裕太さんと被害者側の双方の弁護士による話し合いで示談が

成立したものとみられています。

弁護人の説明によると、高畑裕太さんは心身ともに不調をきたしており、

しばらくの間入院すると言われています。

 

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母淳子さん舞台稽古に参加終了後報道陣を前に謝罪

母で女優の高畑淳子さんは同日、都内で主演舞台「雪まろげ」(9月24日初日)の
けいこ終了後の、午後7時半ごろ、報道陣を前に姿を見せた高畑淳子さんは、全身黒い服で、
こわばった表情で深々と頭を下げ、

高畑淳子

「ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。
今回のことは弁護士の方から補足説明という文書がいっていると思いますので、
私が何かコメントすることは控えさせていただきます。
本人も入院いたしますので自宅には戻りません」

と謝罪の言葉を述べられたとあります。

 

高畑裕太さんは所属する「石井光三オフィス」を9日付けで解雇され、
母で女優・高畑淳子さんが所属する青年座HPに
「高畑淳子長男、裕太の事件についての弁護団の説明」としてコメントが掲載されました。

 

弁護人は「高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高い」
仮に起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われる事件であります」

【以下、弁護人のコメント全文】

今回、高畑裕太さんが不起訴・釈放となりました。

これには、被害者とされた女性との示談成立が考慮されたことは事実と思います。
しかし、ご存じの通り、強姦致傷罪は被害者の告訴がなくても起訴できる重大犯罪であり、
悪質性が低いとか、犯罪の成立が疑わしいなどの事情が無い限り、起訴は免れません。

お金を払えば勘弁してもらえるなどという簡単なものではありません。

一般論として、当初は、合意のもとに性行為が始まっても、強姦になる場合があります。
すなわち、途中で、女性の方が拒否した場合に、その後の態様によっては強姦罪になる
場合もあります。

このような場合には、男性の方に、女性の拒否の意思が伝わったかどうかという
問題があります。

 

伝わっていなければ、故意がないので犯罪にはなりません。

 

もっとも、このようなタイプではなく、当初から、脅迫や暴力を用いて女性が抵抗出来ない
状態にして、無理矢理性行為を行うタイプの事件があり、これは明らかに強姦罪が成立します。

違法性の顕著な悪質な強姦罪と言えます。

 

私どもは高畑裕太さんの話は繰り返し聞いていますが、他の関係者の話は聞くことは
できませんでしたので、事実関係を解明することはできておりません。

 

しかしながら、知り得た事実関係に照らせば、高畑裕太さんの方では合意があるものと
思っていた可能性が高く、少なくとも、逮捕時報道にあるような電話で
「部屋に歯ブラシきて」と呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実は
なかったと考えております。

つまり、先ほど述べたような、違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、
仮に起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われる事件であります。

以上のこともあり、不起訴という結論に至ったと考えております。

※高畑裕太さんは心身共に不調を来していることから、しばらくの間入院されると
いうことです。

報道関係者の皆様におかれましては、上記の内容を鑑み、過度な報道は慎んで頂き
ますようお願い申し上げます。

 

報道陣から「裕太さんには何と声を?」と問いかけられたが応じず、
無言で車に乗り込んだとあります。

 

速報で釈放の様子を生中継されました

番組では、速報で高畑裕太さんの釈放の様子を生中継されました。

 

絶叫謝罪をして30秒直角にお辞儀をしたあと、弁護士と思われる女性に促され、
白いワンボックスカーに乗り込む前に、カメラを向ける報道陣へ向けた顔の表情を
目をそむけることもなく、うつむくこともない。

 

「車に乗り込む際の高畑裕太さんの顔が非常に印象的で・・」と切り出し
「何か、カメラを見ているような、ある意味にらみつけているような、
でも気はここにはないような・・なんとも言えない表情ですね」と、
その複雑な表情について、厳しい顔で宮根さんは感想を述べていました。

事件は発生から17日で急転直下の幕切れを迎えました

勾留期限を3日後に控え、なぜ事件は示談、不起訴になったのか?

 

裕太さん側と相手女性側の双方が裁判での決着を望まず、示談にする方向で
まとまったことが判明したとあります。

 

相手女性は裁判になることで素性があからさまになることがネックになる側面もあり
示談を強く求め、双方の意思が一致したことが、検察の判断に反映されたとみられ、
また、事件そのものの不可解な点もあった。

 

事件については当初から、裕太がホテルでの逮捕時、泥酔状態でもないのに熟睡しており、
犯罪意識に乏しいことなども指摘されていたようです。

 

群馬県警は逮捕について「部屋に歯ブラシを持ってきて」と自室に女性を呼び、
無理やり中へ入れ、乱暴しケガをさせた疑いがあるとして、「強姦致傷」という
罪状の根拠となったようですが・・・

 

この疑いに関して弁護人は、裕太以外の関係者から事情は聴いていないとした上で、
「高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く、

 

逮捕時報道にあるような、電話で“部屋に歯ブラシを持ってきて”と呼びつけて
いきなり引きずり込んだ、などという事実はなかったと考えております」と説明し、
不起訴に示談以外の要因が強く働いたことを示唆し、被害者側が示談を望んだことで今後、
検察側への警察の協力も期待できない。

 

その上で悪質性の立証は難しく、仮に起訴しても有罪に持ち込むのは困難な状況だと
判断したとみられる今回の事件、あまりにも背負う荷物が重いようです。

 

これから厳しいイバラの道が続きます。

 

【命】を大切に・・・【母】を大切に・・・自分は守るのは自分しかない!

 

これからを精一杯活きて欲しいと思います。

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