その名はギリヤーク尼崎大道芸人!限られた命を踊り続ける理由は?

2017年5月20日(土) 午後11:00~午前0:00(60分)アンコール。

さまざまな社会問題を取り上げるドキュメンタリー番組「ETV特集」で、

「伝説の大道芸人」と呼ばれ、全国の路上でパフォーマンスし続けてきた

ギリヤーク尼ヶ崎さんが昨年、“人生最後の踊り”に向き合った日々を追います。

 

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すご~~い言葉にならない!

すごかった~~~!!言葉にならない^^;

 

そんな反響を受けて今夜11:00よりアンコールで放送されます。

 

難病を患いながらも、命を削るようにして舞台に立ち続ける、86歳の大道芸人
ギリヤーク尼ヶ崎さんの鬼気迫るパフォーマンス・・・・

 

ETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」

 

86歳、パーキンソン病と診断され、ギリヤーク尼ヶ崎さんは身体の限界と
芸への思いにどう決着をつけるのか??

ギリヤーク尼ヶ崎プロフィール

ギリヤーク尼ヶ崎(ギリヤークあまがさき)さんは、北海道函館市出身の
日本の大道芸人、舞踏家、俳優。

 

芸名の由来は自身の風貌が樺太の少数民族であるギリヤーク
(近年はニヴフと呼ばれる)に似ていることからだそうです。

 

現在の戸籍上の生年月日は1930年8月19日。

 

「いつごろからかなぁ。昭和5年の8月19日になっていたんですよ」と本人が
述べていらっしゃるようですが・・・

本名 尼ヶ崎 勝見
生年月日 1930年8月18日(86歳)
出生地 北海道函館市
国籍 日本
職業 舞踏家・俳優
ジャンル 大道芸・映画・テレビ
活動期間 1968年 –
配偶者 なし

 

ギリヤークさんって?

ギリヤークさんはこれまで、独自の創作舞踊をアメリカやフランス、ロシアなど
世界各地でも披露してきました。

 

そして見物人のカンパだけで48年間生活してきた伝説の大道芸人です。

 

しかし今、原因不明の病に冒されて、腰は極度に曲がり、手の震えは止まりません。

 

今年に入ってから関西や北海道での公演を次々と中止せざるを得ませんでした。

 

そして病院を転々とし、ようやく下された診断は、身体が次第に動かなくなる
パーキンソン病でした。

 

 

老いと病に抗いながら、満身創痍の状態で、ギリヤークさんはなぜ踊るのでしょうか?

 

同時にそれは、限られた命を何のために生きるのか?

 

畏敬の念を抱かざるを得ない!

言葉では説明できない!

 

見る者の魂を揺さぶるギリヤーク尼ヶ崎さんの圧巻の舞台には、
理屈じゃない・・・魂を揺さぶられる感動って言うのか??

それでも踊り続ける理由は何なのか?

ギリヤーク尼崎

寝たきりに近い状態で、介護されていらしゃる!

どう考えても、路上で激しく踊れるような状態じゃないのに・・・

 

ズボンも靴下も、履かせてもらって、食事も細かく刻んでもらい、
スプーンで口に運んでもらわないと食べれない!

 

ひとりでは立ち上がれないし、ヨダレたれてるし。

 

とにかく心のままに“踊り”のことしかなくて・・・

38年間続けてきた、新宿公演を今年もやるって・・・

みんなの前で踊るって???・・・

 

一緒に住んでて、介護してくれてる弟さんも
「無理だよ、その体調じゃ踊れないよ」って諭すんですが、
ギリヤークさんは「絶対やる!」って・・・・

 

それで兄弟ゲンカになるんです。

 

自分ひとりで立てないのに、どうやって踊るわけ?

 

車椅子に乗ってる老人が、どうやってあんな激しい演目を?

 

絶対無理だって思うし、どう考えても無理な状態です。

 

 

踊れる確率はまず有り得ない程、ギリヤークさんの体調は悪かったようです。

 

ギリヤークさんは、そこまでして、命を削りながら、踊り続けようとするのか?

 

番組ディレクターも、100回くらい本人に尋ねたそうです。

ギリヤークさんは高齢で病気で、満身創痍の体なのにも関わらず、
なぜ踊り続けるのでしょうか?
その質問、僕も取材中に100回くらい聞いているんですよ(笑)。
でも、核心とも言えるはずの答えは一切返してくれない……。
僕自身は、彼の振る舞いや言葉の端々から、
「語ることができてしまったら、別に踊らなくたっていいじゃない」
「まず踊りを見て、それぞれが感じたことが答え」
というように解釈しています。

踊ることが生きること!

ギリヤーク尼崎

ギリヤークさんにとっては、踊ることが、生きること!

ギリヤークさんにとっては踊るのを辞めたら、それはもう、生きていないのと一緒で、
正真正銘、根っからの大道芸人、本当の、本物の「芸人」なんでしょうねぇ~~

 

「路上で踊ってる最中に死にたい」文字通り命をかけて、
己の全人生をかけて芸を披露するギリヤーク尼ヶ崎さんの姿が観る者の魂を
揺さぶるのは当然なのでしょうね。

 

新宿公演の日が近づいてきました。

 

仲間の大道芸人がアパートにやってきて、公演のサポートを買って出てくれますが
「可能な限り、客の前で無様な姿は見せたくない」と主張するギリヤークさん。

 

自分を貫くために死ぬ覚悟なんてとっくにできてる。

 

いままでもずっとそうやって、不器用に、ひたむきに生きてきた。

 

傷つきながら、それでも自分を曲げずに生きてきた。

 

公演で披露する演目は、代表作の「念仏じょんがら」。

 

片足で立つことも難しいとか言ってた老人が・・・

ハードな踊りができるのか?

正直、信じられませんでした。

 

立つことも、座ることも、おぼつかなかった老人とは思えない。

 

普通に歩くことさえ困難だったのに!?

こんなことってあるのか??

立つことも、座ることも、おぼつかなかった老人とは思えない。

普通に歩くことさえ困難だったのに!?

こんなことってあるのか?

 

踊り狂うギリヤーク尼ヶ崎さんの姿は凄まじいほどの、痛みで腰を
伸ばす事さえ出来なかった体でギリヤーク尼ヶ崎さんは踊り続ける!

 

ギリヤークさんの熱演に観客たちは、泣いている者も・・・

私もテレビの前で思わず泣いた・・・

 

不器用にしか生きられないギリヤークさんが、自分を貫き、全身全霊を込めて
踊っている姿を見て感動しない人はいないのではないでしょうか?

 

人生最後かもしれない新宿公演の数日後ギリヤークさんは、

一生懸命ただ踊ってきただけです。

 

本当に何かを極めた人の言葉はシンプルでそして力強く、ギリヤークさんの
生き様そのものが見せてくれる活きる勇気と覚悟と貫く強さの中に人は
感動という魂の揺さぶりに、ふと・・・心を洗われる!

 

一生懸命にただひたすらに・・生きることの意味?を教えられる
素晴らしい番組のアンコールが今夜放送されます。

 

見逃した方はぜひご覧下さいね。

 

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