広島護国神社とんど祭りは無病息災を祈願1月15日開催

護国神社とんど祭り

古いお守りやお札、注連飾り、門松などの縁起物を高く積み上げてお焚き上げする

「とんど祭」が、毎年1月15日に広島護国神社で行われます。

火鑚(ひきり)神事できり出された忌火がとんどに点火され、巨大な炎となります。

とんどの火で焼いたおもちを食べると一年間健康でいられるとという言い伝えがあり、

その年の無病息災を願い、境内は多くの参拝者で賑わいます。

 

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護国神社の情報案内

広島東洋カープが毎年、必勝祈願に訪れることでも有名な広島護国神社は、広島城の隣に
そびえ立ち、長きに渡り人々を見守ってきた平和を願う神社です。

 

赤ちゃんを泣かせて成長を願う泣き相撲や、巫女さんが美しく舞う万灯みたま祭、
鯉が踊る御朱印、ご利益豊富なお守りなど見逃せない魅力たっぷりの神社なのです。

広島護国神社のご利益は?

護国神社と言えば・・・

御祭神は戦没者の英霊が始まりです。

 

広島護国神社が始まったのは、明治元年と神社としてはまだ若く、140年余りの歴史です。

 

広島護国神社は、明治元年12月、明治維新の戊辰の役において陣没された高間省三命以下
七十八柱を、二葉の里に新しく造営された「水草霊社」に奉祀されたのが創建です。

 

広島護国神社は全国でも珍しい陣没や陣没された魂を慰める神社なのです。

広島護国神社公式ページ

昭和14年に広島護国神社と改称され、昭和20年8月6日、広島護国神社のすぐ真上の空に
原爆が落とされました。

 

原子爆弾は一瞬にして鳥居だけを残し辺り一帯を焼け野原とし、社殿もすべて消失して
しまいました。

 

その後、平成の御大典記念事業として平成21年に新しく社殿が完成し、今の美しい
護国神社の姿を取り戻しました。

 

人々の苦労と崇敬、支え合いが今日まで続いてきたのです。

 

「昇鯉(しょうり)の像」本殿から向かって右側に青黒く光る立派な銅像は
背丈ほどもあり、一匹の大きな鯉が空に向かって泳いでいます。

 

鯉の滝登りを表現していて、昇る様はそのまま勝利を掴むがごとく勢いを感じさせ、
願いを込めて鯉を撫でると「難関突破・目標達成・開運出世」にご利益があるとか・・・・

 

「双鯉(そうり)の像」向かって左側は二匹の鯉が仲睦まじく並んで空へと泳いでいます。

「家内安全・夫婦円満・恋愛成就」の願いをこめて鯉を撫でるといいそうです。

 

この鯉の裏手にはお守りをお譲りしてくださる授与所があり、お守りと一緒に鯉を
撫でればご利益もたくさん授かれそうですね!

広島護国神社アクセス案内

広島市の中心部に位置する広島護国神社は、バスセンターからから歩いて10分程度で
行ける好立地にあります。

 

神社最寄りの広島中央駐車場か基町パーキングに停めれば、ゆっくり歩いても10分程度です。

 

その他にも市営の駐車場や広島城駐車場など、停めるところがたくさんあるので車でも安心です。

開催期間: 1月15日  10:00~ ※餅のふるまいはなくなり次第終了
開催場所 :広島市 広島護国神社
交通アクセス: 広島電鉄「紙屋町東駅」から徒歩10分、
またはJR「広島駅」からバス約15分「
広島バスセンター」~徒歩8分、または山陽自動車道「広島IC」から車約15分
問合せ先 広島護国神社 082-221-5590

普通、絵馬は馬の絵が書いてありますが、広島護国神社では鯉の絵が描かれています。

 

鯉は滝を登り龍になる縁起の良い生き物です。

 

障壁にも負けずに滝を昇る鯉にあやかって、昇りつめるような運気を手に入れられるかも
しれません。

 

護国神社とんど祭り

毎年1月15日には、大きな青々とした笹に包まれ、山のように集まった古いお守りは
お焚き上げされます。

 

無病息災を祈り書初め、前の年の破魔矢、正月飾りのしめなわなどを家から持って行きます。

 

お焚き上げするお守りやお札は神社の物であるなら、広島護国神社以外の神社でも
受け付けて頂けますが、

 

お寺で受けたお守りはお寺にお返しましょう。

 

炎が落ち着いた頃から、正月に供えられた鏡餅が焼かれて、参拝者にふるまわれます。

 

とんどで焼いたお餅を食べると、一年間病気にならないという言い伝えがあり、
その年の無病息災を願い、境内は多くの参拝者で賑わいます。

 

とんど祭は朝の10時ごろから始まります。

 

焼きたてアツアツのおもちで、今年一年の無病息災を祈り健康な一年で過ごせますように・・・

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