【人生の楽園】高知県世界でひとつの薪ストーブに魅了

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人生の楽園

 

【人生の楽園】1月14日(土)午後6時~6時30分

少年時代の夢を追いかけて薪ストーブ職人になった高知県の須崎市の

小野正敦さん(50歳)と、妻の直美さん(49歳)が主人公です。

新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。

「人生には楽園が必要だ」で始まるこの番組は「新しい生き方」を

提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。

 

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森林面積が全国1位の高知県の暮らしとは?

森林面積の割合が全国1位を誇る高知県のほぼ中央に位置する

須崎市の出身小野正敦さんは、工業高校を卒業すると、

地元の鉄工所に就職し、板金の技術を身につけた後、

今度は工務店で図面の引き方などを学ばれたようです。

ウェブデザイナーをしていた直美さんとは2009年に出会い、

翌年に結婚し、須崎市に家を建て始められたようです。

少年時代から火のある暮らしに憧れていたという正敦さんは、

直美さんと共に新居に置く薪ストーブを探し始めました。

好みの物を探しているうちに、自分でも作れるのではないかと考えた正敦さんは、

休日を利用してストーブ作りを開始します。

そして2012年、最初の薪ストーブを完成させました。

その後も製作を続け、ある時イベントに出品した薪ストーブに

お客さんがつくと、独立して薪ストーブ職人になることを決意し、

夫婦で『おのストーブ』を開業されました。

直美さんは、カタログ作りなど正敦さんのできないことをサポートし、

時には自ら鉄を叩いてストーブの飾りを作ることもあるそうです。

心と体を温める、薪ストーブ作りに情熱を燃やすご夫婦の暮らしが

「人生の楽園」で紹介されます。

なんで今どき薪ストーブなの?

正敦さんは、昔からドラマ「北の国から」のファンで、

とくに大自然の中でコツコツとなんでも自分で作ってしまう

五郎さんの生活にあこがれを抱いていたそうです。

いつか五郎さんのように自分の手で家を建て、
その家には薪ストーブを絶対に設置しようと決めていました。
これもドラマの中で北海道の厳しい冬のシーンに必ず登場する
薪ストーブや暖炉の影響だと思います。

と語っていらっしゃいます。

そのことを直美さんに話していたところ、正敦さん自身が実際には

本物の薪ストーブを見たことがないということに気づき、

直美さんと二人薪ストーブを見に行くことにしたそうです。

初めて見た薪ストーブの炎にはまる

薪ストーブ

始めて見る実際に薪を燃やしている薪ストーブは、

自分が想像していた以上に素晴らしいものだったと・・・

炎は美しく「なんて暖かいのだろう~。それに心がポカポカする」と

大変驚き、それからというもの鋳物の薪ストーブ、

鋼板製の薪ストーブなどの性能、デザイン、価格、etc…

いろいろと調べるようになったそうです。

鋳物製の外国製薪ストーブは、燃やす薪の種類や燃焼温度などに

制限があることが多く、 また、鋼板製の薪ストーブは

自分の好みのデザインのものが少ないことに気づき、

それならいっそのこと自分で設計して自分の理想とする

薪ストーブを作ってみたくなりました。というのが発端のようです。

正敦さんは「製缶工として13年間の経験があり、仕事は丁寧ですし腕に自信もあります」

と語っていらっしゃいます。

薪ストーブ屋を決意

いつの間にか、自分の手で家を建てたいという夢から、

自分で薪ストーブを作りたい!に夢がシフトしたそうです。

薪ストーブのことで頭がいっぱいになり、

まず行動したのは、薪ストーブを作れる環境作りから開始し、

須崎市浦ノ内の山の中に自分で設計した工場を

友人の助けを得ながら建てたそうです。

工場

工場完成後は、何枚も何枚も薪ストーブをキャド(CAD)で

設計→薪ストーブを製作→燃焼テスト→燃焼効率の確認

→設計図の修正→薪ストーブの修正→燃焼テスト、を繰り返し、

薪の種類を選ばない薪ストーブ

正敦さんの理想としている薪ストーブは、

針葉樹、広葉樹などの薪の種類を選ばず、

どんな薪でも燃やせる薪ストーブだそうです。

それは・・・正敦さんの生まれた高知県は県土の84%が森という

日本でいちばんの森林率が高い県ということが関係しているそうです。

一般的に薪ストーブの燃料に適しているのは

ブナ、ナラ、クヌギなどの広葉樹。

いわれる「どんぐりの木」などが適しているとされているそうです。

もちろん高知県でも広葉樹(雑木)もありますが、

やはり建築素材として使われる杉やヒノキといった針葉樹を

植林した山が多く、 そこからは間伐材(手入れで間引かれた木)が

多く排出され、いろいろと間伐材の利用を考えている企業や団体は

たくさんあるようですが・・・

薪ストーブ
しかし今なお多くの間伐材がそのまま山に放置され

朽ち果てていることも事実のようです。

そこで、間伐材を燃料として安心して使える、

熱膨張に強い頑丈で伸縮性のある鋼板製の薪ストーブが

正敦さんの理想とする 「薪の種類を選ばない薪ストーブ」に

ピッタリだったそうです。

そして、ただ薪が効率良く燃えるというだけではなく、

できるだけ薪がゆっくり長く燃えること、

それに火を落としたあとも暖かさが持続する蓄熱性に

優れていることを考えて製作していると熱く語っていらっしゃいます。

薪ストーブのデザインへのこだわり

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薪ストーブのデザインにもこだわりがあるようです。

鋼板製の薪ストーブの場合、シンプルなデザインか
男性的な厳ついデザインが多いように感じたのですが、
私の理想とするデザインは、新しいのにどこか懐かしい感じのする
時代を感じさせない「あたたかなデザイン」です。
そして、細部まで丁寧に作り込んだデザインを大事考えています。
デザインを考えるときにいつも頭をよぎるのは、
もう一つ私の好きな作品であるジブリ映画です。
夫婦ともどもジブリ映画の大ファンなので、
宮崎駿さんと比べては無謀だとは思いますが、
「宮崎監督ならここで妥協しないよね…」「
よし手間でも妥協せずやろう~」なんて
会話をしながらアイデアを出しています(小野正敦氏)

 

世界にひとつの薪ストーブ

正敦さんは、知れば知るほど薪ストーブの奥の深さに魅了されて

のめりこんで、部品の一つ一つ全てデザインし、

設計図を作り、製作しているそうで、 どれもが世界で一台だけの

オリジナルデザインの薪ストーブだそうです。

これから薪ストーブを設置する予定の方、

また買い替えを予定されている方など、

薪ストーブのファンの方は、 それぞれにご自分の強いこだわりが

あるのではと思うようになったとか・・・

「おのストーブ」のできることは、世界で一台のオリジナルのデザインを

一緒に考えることができるという薪ストーブの新しい発見があるかも知れません。

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