2月4日(土)放送の【人生の楽園】(テレビ朝日)18時~は、
温泉地で知られる岐阜県下呂市が舞台です。
50歳を過ぎてから陶芸に魅せられ、趣味の工房「山おやじ」を構え、
愛犬・ラッキー(14歳)とともに山里暮らしを楽しんでいらっしゃる
長谷川廣行さん(66歳)が主人公です。
50歳を過ぎてから陶芸をはじめられた長谷川廣行さんの
第二の【人生の楽園】が紹介されます。
目次
長谷川廣行さんのプロフィール
岐阜県美濃加茂市出身で自動車の板金工をしていた長谷川廣行さんの
趣味は渓流釣りで若い頃は車で寝泊まりしながら釣りを楽しんでいたそうです。
50代になると、釣り場の近くにセカンドハウスが欲しくなり、
53歳の時に下呂市の山間の集落に古民家を購入し、週末になると釣り仲間が
集まるようになり、手料理でもてなしていた廣行さんは、
仲間に料理を褒められ、今度は料理を盛り付ける器に凝り出し、
自分でも器を作りたいと58歳で陶芸を習い始め、遂には陶芸用の
薪窯(まきがま)も自分で作ってしまったそうです。
窯の完成を機に自動車板金工を引退し、山里で趣味の陶芸を楽しみたいと、
2013年に下呂市で単身生活を始められました。
妻の美知子さんは?
長谷川さんが25歳のとき、奥様の美知子さんとご結婚されました。
お二人の子どもさんがいらっしゃいます。
妻の美知子さんは仕事があるため、岐阜県可児市の自宅で暮らし、
月に1、2度様子を見に山里にやって来られるそうです。
廣行さんは、下呂市で単身生活をしていらっしゃいます。
1人暮らしの廣行さんの相棒が愛犬・ラッキーです。
美知子さんとは離れて暮らしていらっしゃいますが、
「お互いに今の距離感が一番良い!今は毎日がとても楽しい」と
今日も山里でラッキーと散歩を楽しむ廣行さんです。
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塩釉(えんゆう)焼きとは?
廣行さんの陶芸は、釉薬(ゆうやく)の代わりに食塩を使う
「塩釉(えんゆう)焼き」と呼ばれるドイツ発祥の技法だそうです。
窯が高温になることで塩の蒸気が発生し、作品の表面がガラス状の被膜で
覆われるため、液体を入れる器などに最適だと言われています。
12世紀のドイツで生まれた塩釉焼製法。
炻器(せっ器)もまたドイツのラインラントで古くに作られました。
ラインせっ器と呼ばれています。
後に塩釉の技法を取り入れ今日のドイツ塩釉せっ器へ
と発展していきました。
せっ器は陶器と磁器の中間的な質で半磁器とも呼ばれます。
ドイツのせっ器は重厚なものもよく見られます。
Apfelweinを入れるベンベルと言うワイン差しもこのせっ器です。
有名なところでは、イギリスのウェッジウッドの
ジャスパーウェアもせっ器です。
イギリスせっ器と呼ばれます。
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工房を始めて4年、廣行さんがつくった作品は4000個以上だそうです。
あくまでも趣味なので工房を訪ねて来た人などにプレゼントしているそうです。
更に今では陶芸を習いたいという人が集まるようになりました。
長谷川さんは、一度形成した作品に乾いたら塩を塗り、
再度2週間くらい乾燥したら窯にいれます。
窯の温度は1100度以上にもなり。33時間くらい焼くそうです。
陶芸を習いたいという方も増えてきて陶芸体験が出来ます。
使用した土代とろくろ使用料で100円だけ!
なんとも・・・欲のない方で大好きですねぇ~(^ω^)
皆さんがつくった作品は2ヵ月に1度、薪窯に入れ焼きます。
「2ヵ月に1度の窯焚(かまた)きはお祭り!
薪窯は火の加減などで想像を超える表情の作品が生まれる」と、
廣行さんは塩釉焼きの魅力を熱く語られます。
陶芸に魅せられ、愛犬と山里で暮らす、廣行さんの日常と仲間たちとの
触れ合いが紹介されます。
第二の人生を自然に囲まれて好きな仲間たちと一緒にのんびりと過ごす・・・
まさに・・まさに・・「人生の楽園」ですね。
24日(土)18時からの放送も楽しみです!