テレビ業界では「視聴率」がもっとも重要視されいます。
そして、番組制作に携わるすべての人々がこれに一喜一憂しているのです。
この視聴率とは別に「潜在視聴率」というものがあります。
これは俳優・女優、アナウンサー、芸人などのタレントが「個人」でどのくらい
視聴率を持っているのかを示す数値で、公式に発表されることはありません。
いわゆる・・業界における商品の価値ともいえるようです。
木村拓哉さんの潜在視聴率が・・・
SMAP解散騒動において、唯一独立に反対し、ジャニーズ残留を決めたとして、
“裏切り者”の汚名を着せられることとなった木村拓哉さん。
ジャニーズに忠誠心を示したことで、今後の事務所内での厚待遇は約束された
ようですが業界内では、木村拓哉さんの商品価値に、ある異変が起こっているようだと
言うのです。
テレビ局が、タレントをキャスティングする際の参考データとなる“潜在視聴率”が、
大幅に下がってしまったと言われています。
このデータは、テレビ局と広告代理店が作成しているもので、キャスティングや
ギャラの目安、視聴率目標を設定するなど、企画書を作る際に必要となるもので、
ジャニーズの中で唯一トップ10入りしていたのが木村拓哉さんで10．9％で
第9位にランクインしていたそうですが・・
今年1月にSMAPの分裂騒動が明るみになり、ついに8月に解散が発表されると、
2ケタが当然だった木村拓哉さんの潜在視聴率が、5％台にまで低下してしまった。
（芸能プロ関係者）
潜在視聴率は今まで表面には出てこなかった
「大手広告代理店やリサーチ会社がおよそ半年おきに、様々なデータを基に作成します。
そして、テレビ局やCMスポンサー向けに極秘に提供するといわれます。
テレビ局やCMのスポンサーはこの数字を見て、キャスティングや出演料の
基準となっているようです。
しかし、このデータ、極秘とは名ばかりで・・・
毎年、結果がわかる1月と7月には必ず、週刊誌に流出し、「この女優の視聴率は？」、
「このタレントがもっている数字は？」といった視聴率ランキングの記事になることが
多くあります。
ジャニーズ勢の視聴率ランキングは？
潜在視聴率ランキングで、30位以内にランクインしたジャニーズ勢は、木村拓哉と
11位の嵐・松本潤（10．3％）のみというだけになっているとか・・
ここ最近、ドラマなどピンの仕事もなかっただけに、数値変動は好感度ダウンによる
影響ではないか？と言われています。
ジャニーズは“木村拓哉の”悪者”のイメージをかき消そうと必死のようですが・・
それすらも視聴者の目には、『事務所に守られている』としか映らない、解散騒動の
元凶はジャニーズ事務所だと訴え、誰がどうこうではなくメンバー全員を応援している
SMAPファンにとっては、データ上での木村拓哉さんのタレント価値は大暴落して
いるようです。
木村拓哉さん医師役に挑戦
来年１月には、TBSで久々の連続ドラマ主演が決定しています。
本来は、今年の１０月からスタートの予定だったようですが、米倉涼子さん主演の
「ドクターX」が視聴率25％をたたき出している番組との対決を避け時期をずらし、
どんな難しいオペも成功させるスーパードクターの役で、果たしてこの潜在数値を
覆すことはできるのでしょうか？
「Get Ready!」（仮）のヒロインが誰に？
竹内結子さんが有力候補に上がってきているようで「プライド」から
１３年ぶりの共演となると高視聴率も期待できるかも知れませんね。
