橋本町厳島神社は、広島市中区の京橋川に沿って南北に長く続く公園のその中の一角に
「橋本町厳島神社」があります。
世界遺産であり宮島にある厳島神社と同じ名称なのが気になって調べれば大変興味深い
パワースポットでもあるのです。
目次
橋本町の厳島神社って?
橋本町は町名、厳島神社は安芸の宮島・厳島神社の分社した由緒あるお社です。
100年以上の歴史を持つ神社であり、宮島の厳島神社と同時期に神事を行っています。
「厳島」を社名に持ち、市杵島姫神(イチキシマヒメ)を祭神とする 神社です。
イチキシマヒメは、日本神話に登場する女神で、宗像三女神の一柱。
イチキシマヒメを祭神として祀る市杵島神社では、「市杵島姫命は天照大神の子で、
皇孫邇邇芸命が降臨に際し、養育係として付き添い、邇邇芸命を立派に生育させたことから、
子守の神さま、子供の守護神として、崇敬されている」という説明板がある
鳥居は、明治38年(1905年)と刻まれているので鳥居や石灯籠などの欠け部分は被爆
したものと見受けられます.
市内の京橋川の川沿いにひっそり建っている社殿がかなりのパワースポットで
あることはあまり知られていないようです。
江戸時代、旅立つ人たちが、ここで旅の安全を祈っていたのではないでしょうか?
橋本町の厳島神社アクセス
住所:広島県広島市中区橋本町8-4
※広島電鉄 稲荷町電停より徒歩7分
御祭神
市杵嶋姫令(いちきしまひめのみこと)
田心姫令(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
安芸の宮島の厳島神社と同じ御祭神が祀られています。
神紋は宮島嚴島神社と同じく「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が
高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、
御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けられた。
京橋川沿いのおしゃれなオープンカフェが立ち並ぶすぐそばに鎮座されています。
まとめ
市内の至る所に神社がありますね。
最近になって神社の意味知る機会に触れ、何気なく通り過ぎていた神社に御祭神に
興味が湧いてきました。
こんな市内のど真ん中に厳島神社の御祭神が祀られている事も驚きでした。
コロナ禍で遠出が出来ない現状でも、京橋ならふと立ち寄ってお洒落な川沿いの
カフェで日々の平穏を祈る場所に欠かせない神社は嬉しい地域の宝です。