女遊びには寛容でも結婚相手選びには厳しいのが「梨園」だといいます。
「梨園の妻」は劇場のロビーで贔屓の方を接待します。
人気商売の歌舞伎では、これは非常に大切だと言われています。
もうひとつは内助の功。夫の芝居がスムーズに行くように蔭で支える。
こうした表に出ない活動が大切で、服装も派手にならないように
わきまえる必要があるそうですが・・
要するに、女遊びには寛容だが、妻には厳しいのが梨園。
女優の片手間では到底務まらないし、紀香さんのような派手な恰好には、
後援会のお叱りが待っているというのですが・・・
その前に・・出てくる出てくる・・・ラブリン愛之助の女性問題!
紀香さん大丈夫ですか~~
紀香梨園の妻の掟に耐えられるか?
麻生太郎財務相もお祝いに駆け付けるなど、錚々たる出席者が約600名。
2時間の予定が3時間半を超え、引き出物は8万1000円の水素発生器等々――。
すでに報じられているように、9月28日に行われた藤原紀香と
片岡愛之助(44)の披露宴は、最近見たことがないほど
豪華なものだった。(週間新潮)
歌舞伎役者の結婚式は同じ梨園の先輩後輩、そして贔屓筋に
対する“お披露目”の意味もあって、
妻ばかりがスポットライトを浴びるのはNGだそうです。
披露宴の前に行われた会見でも愛之助さんが登場し、
「いろんな方に“(梨園の妻としての)デビューはいつ?”と言われますが、
入籍した日(3月)から妻ですから。お礼状を書いたりして、その日から始まっている。
コツコツ自分なりに勉強しています」
と梨園に馴染もうとしている新妻をかばって見せたりもしていらっしゃいます。
「歌舞伎役者の妻というのは、芝居のサポート役と見られます。
実際、タニマチやチケットを買ってくれる人のために四季折々の挨拶状や
盆暮の贈り物を手配するのは妻の役目。
一門で何枚売るというノルマもあって、歌舞伎界に嫁ぐと“夫個人と
結婚したと思ってはダメ。
一家と結婚したと思いなさい”と言われるのです」(記者談)
何とも厳しい世界ですねぇ~~^^:
なるほど・・・紀香さんも夫を陰から支えてゆくのか?と思ったら
紀香さんのスケジュール帳には、今後の予定がギッシリと言うのです。
愛之助がこれまで捨てた美女の怨念?
数々の美女と浮名を流してきた「ラブリン」こと愛之助さんが何故紀香さんを
結婚相手に選んだのか?
歌舞伎界だけでなく一昨年放送の『半沢直樹』(TBS系)での“怪演技”が話題になるなど、
テレビでも引っ張りだこの愛之助さんは、プレイボーイとしても有名のようです。
先に別れた熊切あさ美さんのほか、巨乳アイドルの佐藤江梨子さん、
つかこうへいさんの娘で元宝塚女優の愛原実花さんといった美女との交際が
報じられてきましたが・・・
結婚相手には厳しい歌舞伎界の「梨園妻」に藤原紀香さんは、お眼鏡にかなったという
事のようですが・・・
いずれも美女達が破局で終わったのは、歌舞伎界という「壁」が立ちはだかってきたからだと、
歌舞伎界に詳しいジャーナリストが言うのですが・・・
熊切あさ美が何故梨園妻になれなかったのか?
「崖っぷちアイドル」、熊切あさ美さんでは、梨園の妻になったら大切なのはお付き合い。
後援会、贔屓筋、そして役者の奥さんたちともうまくやっていかなくてはならない「激務」?が
中途半端なグラビアタレントでは務まらないという理由がそこにあったのでは?とも言われて
いるのですが・・・
何故・・・紀香さんならいいの?って疑問が湧いてきます。
【格】が違う?
「梨園の妻」の座を逃してしまった美女たちと紀香さんとを分けたのは何だったのか?
「やはり、芸能界から梨園に入るのなら女優としてのキャリアと“格”というものがある。
紀香さんと過去の3人はそこが違うのです。
愛原さんの場合は、有名演出家の娘というだけでぜんぜん知名度はなかった。
佐藤さんは当時の事務所の野田義治社長が“歌舞伎界に入れると思ったら大間違いだぞ”と
説得したものです。熊切さんなどは、はっきり言って“ポイ捨て”キャラですよ」(記者談)
捨てられた女たちの怨念の視線を浴びるなか、紀香さんは無事ゴールにたどり着きました。
しかし・・・毎日のように「梨園の妻」の厳しい掟?で針のムシロが待っているようです。
紀香が芸能活動を続けられるのは
現在、紀香さんはアマゾンのオリジナルドラマ「はぴまり~Happy Marriage!?~」で、
ディーン・フジオカと共演中です。
10月6日にNHKホールで行われるコンサートの司会役も務めていらっしゃいます。
「さらに来年2月公開の映画『サバイバルファミリー』にも出演し、
再来年に日本で公開予定の香港映画でも竹中直人と共演することになっているようです。
今まで以上に芸能活動に力を入れますと言わんばかりの活躍ぶりです。
歌舞伎界から心配する声が出ていないのでしょうか?
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愛之助さんが片岡一門の“本流”ではないことも理由だとも言われるのですが?!
「歌舞伎界において最も大事なのは、大名跡を絶やさず継いでゆくことです。
片岡一門においては『仁左衛門』がそれにあたり、後継者を育てる妻の役割は重要です。
もっとも、現在の十五代仁左衛門には息子、孫がいて順当なら彼らが継ぐことになる。
その点、愛之助さんは仁左衛門の弟・秀太郎さんの養子ですから、
『仁左衛門』を継ぐラインからは外れている。
だからこそ、結婚生活もある程度自由が認められるのです」
何よりも、紀香さんが芸能活動を続けることで歌舞伎のチケットの売れ行きも
期待できるとか・・・
傍から心配するよりも「ウイン・ウイン」の結婚というわけのようです。
「2流のグラビアアイドルの熊切あさ美さんと結婚したいと言えば、
間違いなく贔屓筋が待ったをかけた。
片や、紀香さんは芸能人としての格が上なのはいいですが……」
ネックは、年齢からして跡継ぎが望みにくいこと!
愛之助は後継ぎを望んでいない
紀香さんのスピード結婚は、年齢的にも子供を産みたいの願望があったから・・
とも言われているのですが・・
愛之助さんは、あえて子供を望んでいないとのコメントもありましたね。
ここにも大きな壁が見えます。
「梨園の妻にとって、跡継ぎを産むことが重要なのは、
市川團十郎や尾上菊五郎のように代々血縁が続いている家系。
一般の家から片岡秀太郎の部屋子に入った愛之助には当てはまりません。
養父の弟が片岡仁左衛門の大名跡を襲名し、そこに孝太郎、
千之助という息子と孫がいる。
むしろ愛之助に子供ができると、松嶋屋一門の力関係がおかしくなる
可能性もあるのです。
ラビリンこと愛之助さんの女性問題も乗り越えて、
「梨園の妻」のステータスを手に入れた紀香さん、お互い「ウィンウィン」の
関係の中でお幸せに・・・と言いたいところですが・・・
芸能界のドン周防社長との縁が取り沙汰されている紀香さんに、
梨園の求める【格】が維持出来るのか?は疑問ですね。