聖地巡礼竹原はたまゆらの舞台!「街並み竹灯り」10月下旬~11月初旬開催

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聖地巡礼竹原

 

瀬戸内海に面し、江戸時代の町並みを残す広島県竹原市です。

去年の秋、突然週末におよそ2000人の若者が集まるようになりました。

きっかけになったのは去年東京、大阪を中心に放送されたあるテレビアニメです。

主人公は竹原に引っ越してきた女子高生が、父親の遺品のカメラで町や友人を

撮影しながら何気ない日常の中に幸せを感じるストーリーです。

 

 

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目次

若者の間で巻き起こる聖地巡礼ブーム

「たまゆら」は2010年にOVA、2011年からアニメで放送されました。

 

完結編4部作が劇場公開され、2016年4月2日に最終話となる第4部が公開されました。

 

高校生の時代は二度と戻ってこない青春!

 

その時代をどんな場所で過ごすかは一生の思い出になります。

 

古い歴史を感じさせる広島県の竹原市で過ごす青春時代を心温まる物語で描いたのが
アニメ「たまゆら」です。

 

写真好きの女子高生が織りなすドラマの舞台である広島県竹原市にカメラを持って
訪れる若者が増えているのです。

聖地巡礼の本来の意味は

宗教上に重要な意味を持つ地(発祥の地など)に赴くこと。

 

転じて、映画・ドラマ・漫画・アニメ等の作品の「物語の舞台となった地」を
実際に訪れることとなっています。

きてみんさい竹原は安芸の小京都

 

どうして巡礼聖地に若者が訪れるように?

 

この10年深夜に放送されたアニメ番組が若者にヒットし、新作が次々と
投入され大人向けアニメの放送時間が増えています。

 

その結果制作現場にのしかかる負担は増加し、一つ一つの作品に時間を
かけられなくなりました。

 

そこで、実在の町並みをデジタル写真に収めてそのままアニメの中に取り込む
手法が広がってきたのです。

 

こうしたアニメの作り方の変化が意外にも地方の制作会社によるアニメのヒットに
つながったようです。

竹原は小京都とも呼ばれ観光で外せないのが西方寺

情緒あふれる竹原でも一躍有名なのが西方寺普明閣です。

 

その姿は京都の清水寺を模して建立されたといいます。

 

山を後ろに建立され、竹原の町を一望することができ竹原の観光には外せない名所です。

 

西方寺前の階段から竹原を望む景色は、アニメの楓たち5人のショットでも有名ですね。

 

楓が通っていた風情のある写真館も実際に存在します。

 

旧日の丸写真館と言って国登録有形文化財に登録されています。

 

幕末期に流行した写真という新しい産業の時代感を残し、「国土の歴史的景観に寄与している」と
高く評価され、竹原の街並みの象徴的な建物として残されています。

 

 

安芸の小京都と呼ばれる竹原はその独特の雰囲気から町並み保存地区に指定され、
江戸時代の面影を残す風情のある場所です。

 

特に町並み保存地区には、江戸時代後期に塩づくりや酒造業で栄えたお屋敷や
由緒あるお寺と町並みが今もそのまま保存されています。

 

この町の落ち着いた静けさと時代を超えた雰囲気は訪れる人々の心を和ませます。

 

ゆっくりと散策しながら、竹原の歴史に触れてください。

 

竹原はNHK朝の連続テレビ「マッサン」のモデル地

 

竹原は日本ウイスキーの父・竹鶴政孝の生まれ故郷です。

 

竹原という地名も竹に縁のある町で、10月下旬〜11月初旬に行われる
イベントが町並み竹灯りです。

 

竹と灯りを使って竹筒5000本から放たれるろうそくの光に包まれて、町全体が幻想的に
ライトアップされます。

 

アニメ「たまゆら」をきっかけに知名度も高まってきました。

 

アニメ「たまゆら」の聖地を回りながら、広島県の美味しいものを食べ、
竹原市の観光地をゆったり巡る旅、楽しそうですね。

 

「たまゆら」ファンの皆さん、ぜひきてみんさい竹原はええとこじゃけぇ~

竹原にいちどきてみんさい!

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