元シンガーソングライターで一時期アイドル活動をしていた冨田真由さん。
2016年5月21日、東京都小金井市のライブ会場に向かう途中にファンの男に刺された
事件は、日本を震撼させる大事件となりました。
殺人未遂罪などに問われた無職岩埼友宏被告(28)の裁判員裁判の判決が28日、
東京地裁立川支部であり、阿部浩巳裁判長は懲役14年6月(求刑懲役17年)を
言い渡しました。
目次
女優を夢見ていた冨田真由さん
この事件以降、アイドルの握手会などファンとの距離感が近いイベントは規制が強化され、
アイドル全体にも影響を与えました。
事件以降、同じ大学で亜細亜大学の野球部と出身高校の千曲(長野)時代の中学の有志が
千羽鶴を折って病室に届けたり、意識不明となった冨田真由さんの容態の回復を願う人々の
思いが通じたのか、約2週間後に意識回復、冨田真由さんの現在は心のケアを含む静養中と
報じられています。
冨田真由プロフィール
名前: 冨田真由(とみたまゆ)
生年月日: 1995年10月12日
出身地: 長野県千曲市
身長: 158cm
血液型: O型
趣味や特技:スノーボード、音楽鑑賞、映画鑑賞、ダンス
職業: シンガーソングライター、アイドル、女優
所属事務所: 有限会社マージ
亜細亜大学の現役大学生で、特撮ドラマ「仮面ライダー フォーゼ」やテレビCMへの出演、
シンガー・ソング・ライターとして活動していらっしゃいました。
事件の経緯
2016年5月21日に東京都小金井市本町で【SOLID GIRLS NIGHT】という
イベントが開催され、シャトー小金井の地下1階のイベントスペースに
出演する予定だった冨田真由さんが地上階段付近で暴漢に襲われました。
暴漢の名前は岩埼友宏、以前から冨田真由にSNS上でストーカーをし、罵詈雑言を
浴びせていた男でした。
岩埼友宏は以前から度々、冨田真由さんが出演するイベントに訪れており、
並々ならぬ感情を持っていたようです。
身体に30数か所の深手を負わされた冨田真由さんの命は、絶望視されて
いたものの数か月後に意識を回復されましたが・・・
身体は見るも無残な状態であり、精神は極度のトラウマにより、身体の震えが収まらない
状態だったとか・・・
退院後も恐怖が癒えることはなく、夢にも犯人・岩埼友宏が出てくる状態で、
満足に眠れない日々を送っていると報じられていました。
そして、迎えた2017年2月23日の小金井ストーカー事件の裁判。
公判では被害者参加制度を利用した冨田真由さんが、法廷でついたて越しに意見陳述し、
などと時折言葉を詰まらせながら訴えていたと報じられています。
冨田真由写真で見る直筆メッセージ
裁判の判決は?
同被告は起訴内容を認めていました。
検察側は論告で、
一方、弁護側は
「犯行は衝動的で計画性がない」などと反論し、情状酌量を求めましたが・・・
阿部浩巳裁判長は懲役14年6月(求刑懲役17年)を言い渡しました。