優曇華の花は3000年に一度しか咲かない吉兆の花!実は虫の卵?

優曇華

ツイッターで、日本の方が「優曇華の花を見つけた」ということで話題になって

いるそうです!

三千年に一度だけ咲くと言われる「優曇華」「うどんげ」と読みますが

読めません~~ww

優曇華の花は、一体どういう花なのか?

優曇華の花の花言葉やその不吉な意味について調べてみました。

 

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優曇華の花

インドの想像上の花だといいます。

 

正式名称は優曇波羅華(うどんはらげ)三千年に一度花が咲き、その時には
とてもよいことが起こる。

 

如来菩薩や金輪明王・転輪聖王(立派な王様)が現れるのだそうです。

 

このことから、日本では通常「滅多にない吉祥」という意味の言葉として
使われています。

 

この優曇華の花ですが、実は想像の花ではなく実在のものらしい!

 

少なくともモデルが存在していたようなのですね。

 

ビックリです~~~ww

 

それはインド原産の桑科イチジク属のフィクス・グロメラタで、
葉は長さ十~十八センチの先の尖った楕円形で牛のエサになり、
実は長さ三センチほどの倒卵型で食用となる。

 

花は小型で、壺状の花托に包まれて見えないため、滅多に花を見られない植物。

 

三千年に一度開花、花を見ることが出来たらイイことがあると
されたらしいのです。

 

伝説だけ聞くと、大変神秘的で大きくて綺麗な花のような気がするのに、
実は小さくて目立たない花だったなんて・・・少し残念な気がします。

 

ところが、昔の人もそう思ったのでしょうか。

 

調べてみると、”優曇華”と呼ばれている花って、結構色々あるんですね。

優曇華と呼ばれている花

 

中国の木蓮科の山玉蓮(白木蓮のような花が咲く)
熊本県の相良トビカズラ(紫の房状の花が咲く)
この他、日本では(まれに咲くことから)芭蕉の花も優曇華と呼ぶ

私にとっての「優曇華の花」は、これら植物の花のことではありませんでした。

 

それはとてもとても小さくて、葉などはなく、しかもアルミの門扉などから
生えています。

 

今回のツイッターで話題の「優曇華の花」も車のドアの所に白く咲いて?
いますよね。

 

これが噂に聞く「優曇華の花」?となんとも興味深く感じたものです。

 

それは、虫の卵なのです。

 

日本では、クサカゲロウの卵のことも”優曇華の花”と呼ぶのでした。

 

小さな短い糸の先に白い虫の卵が一つ付いていて、それが壁などにまとめて
毛のように生えています。

 

これは三千年に一度しかお目にかかれないようなものではなく、
ごくありふれたものらしいです。

 

それにしたって小さいのでそんなにしょっちゅうは目に付かないようです。

伝説上の植物

仏教経典では、3000年に一度花が咲くといい、その時に金輪王が現世に
出現すると言われ、『金光明経』讃仏品に「希有、希有、仏出於世、
如優曇華時一現耳」とあるようですが・・・

 

インドの想像上の植物で三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。

 

きわめてまれなことのたとえのようです。

優曇華の花の花言葉

「滅多にないこと」です。

3000年に一度ですからなかなかお目にかかれるものじゃないですねぇ~

 

昔は優曇華の花が咲くと、火事になったり病人が出るなど、悪いことが
起こる前触れと言われてもいたようです。

 

つまりは、虫の卵が付くほど家を汚くするな、という主婦への戒めなのでしょうね。

 

しかし、元のインドの伝説からするとまるで意味が反対になっている上、
規模もなにやら小さめになっていて、おかしな感じがするのでした。

そもそも元々の優曇華の花の意味はインドの想像上の花のことで、咲いた場合は
王様が降臨されるのですから本来は吉兆のはずなのです。

 

日本では凶兆扱いですから、不思議な感じ、疑わしい感じもしてしまいますが・・

 

所詮は言い伝えの一つですかねぇ~

まとめ

 

優曇華の花にはいろいろなものがある。

インドの想像上の植物から、単なる虫の卵まで!

花言葉は「滅多にないこと」!

 

優曇華の花は苦しみのある前に咲き、霊的には良いが身体的には
悪いもののため凶兆である、という言い伝えがある。

 

ということではないでしょうか?

ヒマラヤの叡智がまたひとつ、私たちに開かれる。

三千年に一度咲く優曇華の花―その花のように得難いチベット人。

師匠との出会いから生と死のありようが新たな角度から照らしだされる。

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