植田育也プロフェッショナル小児集中治療医のプロフィールと実績

植田育也

2017年5月15日(月)NHK 22時25分~23時15分 プロフェッショナル【仕事の流儀】では

ケガや病気で命の危機にある子どもを救う「小児集中治療医・植田育也」が放送されます。

命の瀬戸際に立つ子どもを、危機から救い出すのが、小児集中治療室「PICU」。

関わった子どもの98%が命を取り留めるという実績を持つ日本でのパイオニア植田育也!

その戦いの日々に密着の感動のドラマです。

 

スポンサーリンク

 

植田育也プロフィール

植田育也 プロフィール

植田医師は高校時代、飢餓に倒れるアフリカの子供たちのテレビ映像に衝撃を受け、

医師を志したそうです。

医師免許取得後には、専門分野は詳しいのに、救命救急で全身を診るとなると途端に

自信がなくなってしまう日本の医療態勢に疑問を持ち、小児救命救急医療が

進んでいた米国で学ばれました。

名前: 植田育也(うえた いくや)
生年: 1967年生まれ
1991年:千葉大学医学部卒業
1991年から1994年までを同大学小児科及び関係病院で一般小児科研修
1994年から1998年アメリカシンシナティ小児病院でスキルを磨く
1998年長野県立こども病院救急・集中治療科勤務中にPICU開設
2006年静岡県立こども病院小児集中治療センター勤務中にPICU開設
2015年埼玉県立小児医療センター(PICU)に勤務

1994~98年に米国シンシナティ小児病院で研鑽(けんさん)を積まれ、

長野県立こども病院、静岡県立こども病院を経て、

平成27年から埼玉県立小児医療センター勤務。

大人の医療に関してはかなりの技術を有している日本ですが、

小児の死亡件数でいうと、先進国でもアメリカに続く

ワースト2位というショッキングな結果だそうです。

[ad#co-3]

小児救急立ち上げまでの経歴

アメリカでの死亡理由は、医療というよりも拳銃などによる犯罪での死亡が多いので、

実際に医療理由に絞ると、日本はワースト1位ということになるようです。

そんな日本に危機感を感じ、一隻投じた医師というのが「植田育也」医師です。

28年から同院集中治療科長兼部長として、

日本の医療環境で世界から劣っている部分の「小児救急」医療センター立ち上げまでの

経歴を振り返ります。

勤務先はいつもPICUです

植田育也

今の病院に勤務するまでの間、日本で2箇所の病院でPICUを開設されています。

現在の小児医療センターでも、勤務先はPICUです。

この「PICU」こそが、植田育也医師の目指す小児医療の形のようです。

昨年末にさいたま市岩槻区から同市中央区新都心に移転し、

外来診療を開始した県立小児医療センターでは、新病院設立の目玉の一つとして

小児救命救急医療の強化を掲げていらっしゃいます。

1~4歳の高い幼児死亡率

植田育也プロフィール
 
小児医療の問題点として植田医師が挙げるのは、

国内の新生児・乳児死亡率が低いにもかかわらず、

1~4歳の幼児死亡率が他の先進国より高い傾向にあるそうです。

平成23年度厚生労働科学研究

「妊産婦死亡及び乳幼児死亡の原因究明と予防策に関する研究」報告書によると、
12~17年の日本の1~4歳児死亡率は先進14カ国中3番目に高い。
「はっきりとした原因は分かっていないが、
需要も死亡リスクも高い周産期医療と比較すると、
小児救命救急医療は認知度も態勢も十分でないのは確かだ」

[ad#co-1]

24時間態勢の受け入れ

同院の小児救命救急センターでは診療科領域を問わず、

全ての重篤な小児患者を24時間態勢で受け入れ、旧病院では複数病棟に

分散していた集中治療対象の患者をPICU(小児集中治療室)に集約し、

より高度な設備の下で、専門医による質の高い治療を受けることが

可能となり、隣接するさいたま赤十字病院とは、PICUへの患者の受け入れや、

救急医療スタッフの教育・研修などの面で連携を行って、

植田医師は・・・

「都内の病院でやっているようなことは全て県内でできるようにする
『県内の子供の救命救急医療は全て県内で』を実現した上で、
できるだけ後遺症のない状態で子供たちを退院させる態勢を整えていく」と

展望を語っていらっしゃいます。

県内の問題としては、消防庁の調査で27年度に救急搬送された小児傷病者のうち、

現場滞在時間が30分以上の割合が全国で最も高い7.5%(22145件中1661件)

だった点を指摘され、県内のどの病院も小人数の厳しい態勢で、

たらい回しにされるケースが多いと分析され、県内で発生する子供の病気やけがを

カバーする十分な態勢づくりを進める方針でいらっしゃいます。

課題は人材育成・確保

今後の課題は何よりも人材の育成・確保と植田医師は語られています。

「救命救急医療の現場では誰か1人が『神の手』を持っていてもだめ。
私が引退した後でも、皆が同じクオリティーで仕事ができなければいけない。
県立と埼玉医大の両センターを核とする連携によって、
各地域の小児科医が疲弊している現状を改善すれば、
新しい人材の確保にもつながるはず」

まとめ

植田育也プロフェッショナル

 

ケガや重い病気で命の瀬戸際に立つ子どもを、危機から救い出すのが、

小児集中治療室「PICU」です。

その日本でのパイオニアが植田育也医師が小さな命のために日夜戦い、

実に98%の子どもを回復に導く植田医師の感動のドラマ!

医師ではあまり見かけないトレードマークのヒゲは、

かって救えなかった子どもとの約束の証!

関わった子供の瀬戸際の命を救うプロフェッショナルドクター植田医師の

密着感動ドラマは5月15日『プロフェッショナル』【仕事の流儀】で放送予定です。

タイトルとURLをコピーしました