「USJ」ハロウィン~祟り~に淡島神社の供養人形800体

USJ~祟~

9月9日から『ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン』がはじまり、

10日からはやり過ぎとも言える10個のホラーコンテンツ『ハロウィーン・ホラー・ナイト』の

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」

今回の見どころは、日本が誇る和製ホラーだというのですが・・・

和歌山市の淡島神社は、人形供養、針供養、婦人病祈願で知られる霊験あらたかな神社です。

そんな神聖な神社が、ちょっとホラーな雰囲気を醸し出しているという。

 

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パーク史上初めて和製ホラーに人形供養の神社から800体

今回はUSJ15周年ということで、アトラクションの数も内容も「やり過ぎ」に
ふさわしいものを揃えてくれたという感じがします。

 

今回は新しく「Jホラー・エリア」の登場に人形供養で有名な淡島神社から供養の人形800体を
預かり純国産ホラーならではの目には見えない心理的恐怖を五感で体験できる

 

「J ホラー・エリア」が登場し、朽ち果てた廃村を再現したエリアの奥には、
奇怪な現象が次々と降りかかるウォークスル―・メイズ
「祟 TATARI~生き人形の呪い~」が登場し昼のファミリー仕様から、
夜は絶叫ホラーへと昼夜でパーク内の雰囲気が一転するハロウィーンイベント。

 

供養?罰当たり?USJと淡島神社のコラボに賛否両論

淡島神社人形

 

人形供養の神社としても有名で、境内には供養のために納められた、無数の雛人形や市松人形、
フランス人形、様々な置物までもが所狭しと並べられ、異様な雰囲気をかもし出しています。

 

境内地下には無数の霊現象を見せる人形が安置されてもおり、そのため心霊スポットとして
マスコミに取り上げられることがある淡島神社には、髪の毛が伸びる人形があり、
神社もその人形の存在を認めているそうですが・・・(一般公開はされていない)

 

そんな供養の人形がUSJの和製のホラーに使用されているというのです。

 

「祟(TATARI)~生き人形の呪い~」「エクソシスト~悪魔祓いの館~」です。

【祟(TATARI)~生き人形の呪い~】

『ホラー・エリア』は、無数に立ち並ぶ赤い鳥居を入り口に、さびれた村へと
続くルートを歩く恐怖体験ゾーンへ

 

そしてこのエリアの先には、小学生以下立ち入り禁止の『祟 TATARI ~生き人形の呪い~』が
待ち構えているというのです。

 

同神社の前田光穂宮司は、

「人形は人に見てもらい、遊んでもらうために生まれてきており、

多くの方々に遊んでもらうことは、人形たちにとっても良い供養になる」

とコメントしてらっしゃいます。

一歩足を踏み入れると自分が呪われるんじゃないかという恐怖に襲われる。

 

最大限に明るくて楽しく、最大限に暗くて怖ろしい、陰と陽の極限状態を両方
楽しめると評判ですが・・・

 

「このエリアの設営時には、「(人形の)向きが変わっていたり、脚を触られたりしました」と
いう経験もしたとか・・・・

 

淡島神社には、1年間約40万体の人形が供養のために送られてくると言います。

 

人形供養で持ち寄られた人形はお祓いを受けて雛流しで海に流されたり、
お焚き上げで消滅します。

 

人形のUSJへの貸出しは賛否両論の中で、人形は訪れる人に静かに微笑んでいるのですが・・

恐怖に感じるか?はその人の【心】が決めるものであり・・・

 

人形は、「奇怪なことは起こしても悪いことは起こしません」と言われています。

 

不気味な演出効果で恐怖は生々しくハロウィンには、ふさわしいイベントかもしれません。

 

捨てるに捨てられず行き場を失った人形の淡島神社は最後の居場所だったのが、
USJで再び皆に会えて喜んでいるかも知れませんね。

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