レスリング女子53キロ級で18日、吉田沙保里が決勝で敗れ、しばらくマットに
うずくまって顔を伏せ、立ち上がっても、表彰台でも号泣し続けた姿は印象的でした。
4連覇を逃した吉田沙保里は「30年レスリングをしてきて、よくやってきたと思うが
やっぱり金メダルが欲しかった・・・」と言葉を詰まらせていました。
しかし・・銀メダル獲得により「夏季五輪の主将は表彰台に立てない」という
ジンクスを6大会ぶりに覆した形になったのです。
目次
夏季五輪の主将は表彰台に立てないジンクスとは?
夏季五輪の日本選手団主将は1992年のバルセロナ大会で古賀稔彦氏(柔道)が
金メダルを取ったのを最後に、5大会連続でメダルから遠ざかっていたのです。
1992年 バルセロナの古賀稔彦(柔道)
1996年 アトランタの谷口浩美氏(陸上マラソン)
2000年 シドニーの杉浦正則氏(野球)、
2004年 アテネの井上康生氏(柔道)
2008年 北京の鈴木桂治氏(柔道)
2012年 ロンドンの村上幸史氏(陸上やり投げ)
精神的な重圧もあって主将就任を敬遠する選手が少なくない状況の中で、リオ五輪前に
日本オリンピック委員会(JOC)からの打診を快諾したのが
【五輪レスリング】吉田沙保里だったのです。
主将6大会ぶりに見事にジンクスを破ってくれましたね。
レスリング女子53キロ級決勝で惜敗した日本選手団主将の吉田沙保里の最後まで
諦めない涙の銀も感動いただきました。
吉田沙保里の人物像に魅了されて
あの、吉田沙保里さんが負けた~ww
信じられない衝撃が走りました!そんな馬鹿な~~
あらゆる強豪が吉田沙保里を避け、無敵な高速タックルの技が負けた?
連覇の夢を打ち砕いたマルーリスは勝った瞬間、目を丸く見開き、口を手で覆って
涙をこぼした。とあります。
米メディアも吉田に勝っての金メダルを「大番狂わせ」と速報。
マルーリスは「戦うことをずっと願ってきた。彼女と戦い、勝てて光栄だ」と喜びを語っています。
たくさんのメダルと自由を手にして!
金メダルを逃した悔しさは世界の選手が金メダルを目指して大会に出て得られなかった
悔し涙なんでしょうね。
金が銀になっても吉田沙織の魅力は決して輝きは失わないのです。
【吉田沙保里伝説】として吉田沙保里の人間味溢れる存在が日本を元気にしてくれました。
日本の早朝5時に多くの人がこの試合を楽しみにし、吉田沙保里の悔し涙の負けを見ました。
日本の女子レスリングは4つの金メダルを獲りました。
そのうちひとつは吉田沙保里と日本の女子レスリングを育ててきた伊調馨さん。
そして・・今大会が初の五輪となる次世代の選手です。
吉田沙保里に憧れて、吉田沙保里を見て育った選手たち。
彼女たちが獲った金メダルは3つ。
これまでに獲った五輪の金に並びました。
吉田沙保里としては今大会の金を獲れなかったけれど、吉田沙保里で獲れる以上の数を、
若者たちが獲ってくれた。
ヘレン・マルーリスも強敵吉田沙保里を倒すためにこの階級にエントリーし、
奇跡の金メダルを獲ったのです。
人に勇気と感化を与え大きな功績が残されています。
吉田沙保里伝説は永遠の挑戦
金メダルはどうしても欲しかった!
期待に応えなければ・・・4連覇、5連覇、6連覇・・無限につづく期待。
吉田沙保里ならできる!
吉田沙保里さんは不老不死だと思う。
吉田沙保里さんなら神をも討伐できる。
無限に続く永遠の挑戦にひと休みして次なる目標に向かって歩いてください。
勝負は一瞬の戦い過酷な世界です。
吉田沙織の名言はとても好きすでねぇ~
お父さんへの想いも語っていらっしゃいましたね。
きっと喜んで天国で見守ってくださっています。
重圧と使命を解き放し自由なライフワークを楽しんでください。
吉田沙保里は、やっぱり最高です!!