【人生の楽園】8月12日午後6時~6時30分
下北半島の中に位置する青森・むつ市の果実畑のジャム工房~チャーリーズジャム ~
キイチゴやスグリなど、畑で収穫した果実を使ってジャム作りを始めた、
佐々木翔兵衛さん(72歳)と妻の郁美さん(54歳)が主人公です。
目次
佐々木翔兵衛さんプロフィール
東京で写植版下の会社を興した翔兵衛さんでしたが、1990年代にパソコンが普及したことで
仕事が減少し会社をたたみ、郁美さんの両親に子育てを手伝ってもらい、夫婦で仕事に
出られるようにと郁美さんの故郷の青森県むつ市に家族で引っ越されました。
むつ市に移住後、空いていた土地にラズベリーを植えたことで、郁美さんは家族用に
ジャム作りを始めました
郁美さんのジャムが大好きな翔兵衛さんは、63歳で仕事が途絶えた際に、ジャム工房の
開業を郁美さんに提案し・・・・
2011年4月に「チャーリーズジャム」をオープンされました。
もともとの建物の牛舎を改造!
チャーリーズの建物は元々牛舎として建てられていたものを、翌年の1998年から
一年程かけて2階を改造されたようです。
佐々木さん夫妻がむつ市に引っ越してきたのが確か1997年、この時は住まいだけで
写真の1階は物置のまま手つかずだったようです。
昔のままの木枠の窓で、ガラスが割れているところもあるようです。
チャーリーって?
店名の「チャーリー」は翔兵衛さんのニックネームだそうです。
ジャム工房のキャラクターも翔兵衛さんをモデルに描かれているとか・・・
「翔兵衛」この名前だけでもインパクトありますよね~♪
「チャーリーズジャム」で特徴的なのが、数種類の果実をミックスしてジャムを作ること。
工房近くではラズベリー、すぐり、房すぐりなどを栽培されており、それぞれの果実の
特徴をいかして作るジャムは、味わい深いと人気になっているようです。
ジャムってすごく沢山いろいろな商品がありますよね。
「あ、これ違う?!」と実感出来るジャムは、季節の旬をジャムにした
【手作り無添加の逸品】って感じなのでしょうか?
チャーリーズジャムのジャムはほんと美味しい!!と・・
あるお店では・・・
ジャムを目当てにお客様がいらっしゃるくらい、人気の商品となっているようです。
チャーリズジャムはどこで買えるの?
自分のブドウ畑を持ち、ジャム工房をつくり、むつ下北やイベントであちこちに出店したりして、
下北発のジャムを広げていらっしゃる佐々木さんご夫妻のお人柄からファンになられる方も
多いみたいで、夏になり、最盛期を迎えるラズベリーの収穫やジャム作りに加え・・・・
翔兵衛さんと郁美さんは収穫とジャム作りで大忙しの日々のようです。
2011年ジャムの製造販売をスタート
お店のキッチンで生まれる、郁美さん自慢のジャム。
アカフサスグリとセイヨウスグリ、そしてキイチゴの3種類をミックスする
「チャーリーズミックスジャム」は3種類の果実の個性が相まって美味しいと、
一番人気のジャムのようです。
「チャーリーズジャム」では、様々な果実をミックスして、1年間で40種類ほどの
ジャムを作っていらっしゃるそうです。
作業場としている2階では販売には向かないということで、2014年に1階を
展示スペースとして改装。
雨の日も商品や材料を濡れずに搬出入できるようにと外階段も改造、1階には材料保管の
ための冷凍庫5台も置けるようになりました。本格的設備も充実したようです。
農地をベリー畑として活用
キイチゴの収穫が最盛期を迎えると、佐々木さん夫婦だけではとても手が回りません。
そこで、地域の方やご夫婦の友人に収穫を手伝ってもらうそうです。
農家の高齢化が進み、地元近川でも休耕畑が増え、あちこちに担い手のない
農地だけが取り残されている状況はどこも同じのようですが・・・
ファンディングが成功し、ジャムの生産量が増えれば、これらの農地をベリー畑として
さらに活用し、地域の雇用の場も増え、若者が地元に帰ってきやすくなると思って
頑張っていらっしゃる佐々木さんご夫妻
本当に素敵ですねぇ~
豊かな自然の中でジャム工房を始めた翔兵衛さんと郁美さん。
収穫とジャム作りで大忙しの佐々木さんご夫婦と、二人を支えてくれる仲間たちとの
暮らしが紹介されます。